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4月28日 (土)

『赤い指』 東野圭吾 (講談社)


半年以上前に図書館で予約してて、忘れた頃にやっと順番が回ってきました。うれしくって一気読み。

Story:7歳の女の子が14歳の少年に殺されるという事件。息子夫婦に疎んじられる母親。連れ合いを亡くした老人。世の中に溢れるやるせない事件とやるせない日常の物語。
「いずれ君にもわかる。だけどこれだけはいっておこう。刑事というのは、真相を解明すればいいというものではない。いつ解明するか、どのようにして解明するか、ということも大切なんだ」

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10月26日 (木)

『終末のフール』 伊坂幸太郎 (集英社)


仙台の郊外を舞台にした連作短編集。設定を先に見てもこの作品の魅力は衰えたりしないと思うけれど、それでもやっぱりAmazonの説明なんか見ないで読んで欲しいと思う。一作目を読めば物語設定は明かされるけれど、私にとってはその一作目こそが一番心に響いたのであって、それは設定や書評を読んでなかったこととは直接関係はないだろうけど、それでも、真っ白な状態で読んでよかったな、と思うから。

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10月18日 (水)

『陽気なギャングの日常と襲撃』 伊坂幸太郎 (祥伝社)


地球を回す』に続く、陽気なギャング第2弾。最初は、成瀬、響野、久遠、雪子それぞれの日常短編だったはずが、それだけじゃあ面白くないということで、それぞれの遭遇したミニ事件が束になって怒濤の後半へ突入。またしても「やられた!」と思ったのは私よりも登場人物達自身かもしれません。

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7月23日 (日)

『死神の精度』 伊坂幸太郎 (文藝春秋)


「死」か「見送り」か―。調査結果を出すまでの7日間、人間と共に過ごす死神。「青い空を見たことがない」という死神 千葉の出会った小さな6つの物語。一日中CDショップで音楽を聴き続けているヤツがいたら、それは死神かもしれない。

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7月22日 (土)

『魔王』 伊坂幸太郎 (講談社)


兄が主人公の「魔王」と、弟が主人公の「呼吸」の二作からなる作品。破滅へと向かうダイナミズムに息をのみ、そのあとの静謐に心を奪われる。
物語の行き着く先を作るのは私たち自身なのだろう。

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7月21日 (金)

『赤い長靴』 江國香織 (文藝春秋)


子供のいない夫婦の日常を描いた連作短編。言葉が通じない哀しみ、守られている安心感―。微妙なバランスを保っている不安定な心はこの先どこに行くのか、それともどこにも行けないのか。
こんな風にだけはなりたくない、と思ったな。これだけはいやだ、って。

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