あぁ、醜く足掻きながら生きていくのが当たり前なのかなぁ、私もそれでいいのかなぁ、と思った一冊。短めの評論やエッセイが詰まっています。最期二つ「教祖の文学」と「不良少年とキリスト」は冗長に過ぎてちょっとうんざりでしたが、「日本文化私感」「堕落論」「デカダン文学論」「恋愛論」などは面白く読めました。
私は、坂口安吾の真面目なときの文章は好きみたいです。独り言みたいになるとちょっと辛いんですけどね。
偽物には楽天性というものはない。常にホンモノよりも深刻でマジメな顔をしているものなのである。いつか銀座裏の酒場に坂口安吾のニセモノが女を口説いて成功して、他日無能なるホンモノが現れたところ、女どもは疑わしげに私を眺めて、あなたがホンモノなのかしら、ニセモノはもっとマジメな深刻な人だったわよ、と言った。
友人が貸してくれた一冊。
本当のプライドって何? 本当の冒険って? 本当に生きてるってどういうこと?
そうやって考えていくと、朝起きて夜寝るまでの一瞬一瞬が自分との闘いなんだ、ってことがわかる。カッコ悪くてもいい、人から認められなくてもいい。自分に負けたり言い訳したりせずに精一杯やりたいことをやることが大事なんだ。
岡本太郎が語り掛けてくる言葉にはエネルギーが溢れてる。なんとなくレールに乗って生きてる気がするという人、生きる目的が見つからないという人は読んでみるといい。
何故か立ち読みして、しかも、1/4ぐらい立ち読みしたのに、買っちゃいました。(笑)
小学生が冒険小説を読むような感覚で、読んでしまいました。すごく楽しかったです。ほんとに。
がんばるってこういうことか、っていうか、そんな感じ。
惚れるね。(笑)