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『幻惑の死と使途』 森博嗣 (講談社)

 
「一度でも、私の名を叫べば、どんな密室からも抜け出して見せよう。私は、必ずや脱出する。それが、私の名前だからだ。」
稀代のマジシャン有里匠幻が、野外の湖で脱出マジックの最中、衆人の前で殺された。さらに、葬儀では彼の遺体が消失する。いったい誰が仕掛けたのか?どこまでがマジックなのか?
またもや萌絵は危機一髪で犀川に助けられるS&Mシリーズ第6弾。

この作品には、奇数章しかありません。第1章の次は第3章、その次は第5章...といった具合です。理由はお読みいただければわかりますが、気付かなくても問題はありません。そんな些末なことは脇に置いて、華麗なマジックに目を奪われてください。
「まったくそのとおりだ。本人の人格を汚すことは不可能だ。どんな法律も、人格を裁くことはできない。名前を裁くんだよ」

2004年03月22日 [ミステリ] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2765

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