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『天国の本屋』 松久 淳, 田中 渉 (新潮文庫)

 
ずっと以前に、どこかで、この本が売れなかった頃の話を聞いた記憶があります。どこかの営業さんが地道に本屋を回っておいてもらった、という話だったような気がするのですが、検索しても見つかりませんでした。
その頃から気にはなっていたのですが、ようやく(何年経ったんだ!)読みました。しかも立ち読みで。(笑)

謎のアロハシャツの老人に天国に連れてこられて本屋でアルバイトすることになった主人公。初めは怒ったりとまどったりしたものの、どうも自分の朗読には不思議な力があるらしい、と気付いてからはすっかり天国の本屋に馴染んでしまう。そして、その本屋で同じようにアルバイトをしているユイに惹かていくが…。

立ち読みでよかったです。こんなものを家でゆっくり読んでいたら、泣いてしまったに違いないので。文章はそんなに素敵だとは思いませんでしたが、まぁ話が話だけにじんわりくるものはあった、という感じです。あのところどころつまずくような文章が、逆によいのですかねぇ…。

2004年06月29日 [小説] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1062

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