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『大盗禅師』 司馬遼太郎 (文春文庫)

 
初めて読む司馬遼太郎です。(たぶん)
江戸は3代将軍家光の頃、漁師の村から江戸に出てきて浪人になった浦安仙八の物語。はじめの方は夢物語のようなふわふわした感じで、いったい今何が起きているのか、仙八はどうなってしまうのか、えらく不安に思いながら読みました。まるで、夢枕獏の世界のようです。由比正雪が出てくるあたりからは普通の小説らしくなって落ち着いて読めるようになりましたが、それでも登場人物は個性的というかぶっとんだ者たちばかり。そして、中国に渡る頃になると、冒険活劇のようにわくわくするという、三度おいしい時代小説でした。

2004年09月28日 [歴史] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1510

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