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『夜の果てまで』 盛田隆二 (角川文庫)

 
後で気づいたのですが、「おいしい水」と同じ作者でした。こちらの方が好きだという人が多いようですが、私は逆で、「おいしい水」の方がよかったです。

帯には
この小説を読むと奇妙な懐かしさをおぼえる。デジャ・ヴュのような懐かしさがある。このふたりの恋愛を僕たちは知っている。経験したにしろ、夜の夢に見たにしろ、誰もがここに描かれた恋愛に身におぼえがある。誰もがここを通ってきた。
僕たち全員がこのふたりの成れの果てなのだ。

という佐藤正午氏の賛辞があるのですが、いったいどこの全員なのか。男性でしょう。女性はこの小説に懐かしさを感じることはないと思うし、私は成れの果てどころかばかばかしさを感じます。
毎週土曜日の夜11時過ぎにコンビニに来てチョコレートを万引きしていくきれいな女性…。その設定は面白いです。家庭教師の話もよいです。でもそこまでです。少なくとも女性にはお勧めできません。

2005年02月18日 [小説] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 3478

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