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11月26日 (金)

『ローマ人の物語9』 塩野七生 (新潮文庫)


『ユリウス・カエサル ルビコン以前(中)』

21時05分00秒 [歴史] - by スオミ - 1 comment - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

11月22日 (月)

『トリニティ・ブラッド―フロム・ジ・エンパイア』 吉田直 (角川スニーカー文庫)


「大災厄で文明が滅んだ遠未来。異種知性体・吸血鬼と人類の闘争が続く暗黒の時代―」と裏表紙に書いてありましたが、それを見ずに読み始めてしまいました。
おマヌケを装う巡回神父アベルは吸血鬼を喰らう吸血鬼で、「肯定(ポジティブ)」「否定(ネガティブ)」しか言わない巡回神父は機械人間で、えっと…まぁそんな感じです。次作にひっぱるラストでしたが、シリーズはまだまだ続くらしいのでもう読みません。(笑)
作者の吉田直さんは、7月に病気で亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。

11月12日 (金)

『ローマ人の物語8』 塩野七生 (新潮文庫)


二度目の『ローマ人の物語 ユリウス・カエサルルビコン以前(上)』です。
やっぱり面白いです。わくわくします。またローマに行きたくなりました。

23時30分00秒 [歴史] - by スオミ - 1 comment - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

11月 9日 (火)

『世界最悪の旅』 チェリー・ガラード (中公文庫BIBLIO)


アムンセンに南極到達を先んじられ、帰還の途中で全滅した悲劇のスコット隊。数少ない生存者である元隊員のガラードが綴った凄絶な記録です。
ずっと前に買って途中まで読んだまま放置してあったのをあらためて読み返してみました。以前はあまり面白く感じなかったのですが、今回は、面白いというとちょっと違うのですが、感じるところがありました。
マイナス20℃で暖かいと感じるような南極大陸を、ソリをひいて旅する一行。その日常が隊員の日記などで生々しく描かれています。嵐のために動けなかったり、手違いがあったりで、食料も乏しく、油にも事欠くような帰路。凍傷などは茶飯事で、足が倍の太さに腫れ上がってもひたすら歩き続けるしかなく、けれど、死ぬ間際まで愚痴一ついわずに明るく振る舞い続ける隊員たち。
そんな彼らの旅に比べたら、私の日常に耐えられないことなんかあるはずないじゃないか――。
こんな気持ちは、数日経てばすぐ消えてしまうのかもしれないけれど、そう思ったことだけでも覚えておきたい。
われらは彼の勇敢なりしことを誓言しうる。彼は数周の間、一言の不満をいわず、非常なる痛苦に耐えしのび、しかも最後まで余事を談ずるの余裕と意欲を堅持せり。彼は最期のきわまで希望をすてず、すてようとはせざりき。敢為なる精神の人なりき。その最期は次のごとし。最後の日の前夜、彼は再びさめることなき睡眠を望んで寝につきしが、翌朝――昨日また目をさませり。時に疾風強し。彼は「外に出てしばらくすごしたし」といい、疾風のなかにいで去り行きて、ついにふたたびその姿を見ることなかりき。

10月31日 (日)

『火の粉』 雫井脩介 (幻冬舎文庫)


典型的な冤罪だ。彼が背中に負った傷を偽装だとする検察の主張には無理がある…。裁判長 梶間勲は、自信を持って一家3人殺害の被告人 武内に無罪を言い渡した。そして、退官、大学講師となり、家族のために郊外に家も買い、一仕事おえた気分で穏やかに毎日を送っていた。ところが2年後、武内と思わぬ形で再会。やがて武内は偶然のように隣に引っ越してきたが…。
次々と、ただし密やかに起こる家族の異変は武内の企みなのか?それとも、武内を恨む被害者の遺族、池本のせいなのか?後になるほど怖さが加速していくサイコスリラー。

武内に初めから違和感を感じる梶間家の嫁 雪見が家内で孤立していく様子や、義母の介護で疲れ切った勲の妻 尋江が武内に取り込まれていく様子は見ていて痛々しほどリアルです。そして、自分が無罪を言い渡した人間がもしかしたら本当は殺人鬼かもしれない…。だが、判決の根拠とした背中の傷の謎が解けない限り、自分は前に進めない…。そんな梶間の苦悩も。司法試験に挑戦するというにはバカっぽい梶間の息子の気楽さがかんに障るぐらい、物語に没入してしまいました。
19時05分55秒 [小説] - by スオミ - 2 comments - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

10月25日 (月)

『黎明の双星』 花田一三六 (C・NOVELSファンタジア)


支配者たる聖典派、貧困にあえぐ小作人や職人たちの教会派。差別が定着し、当たり前のように搾取されてきた被支配者層がついに立ち上がる――貴族ランカスター家の御曹司リィーン・ランカスターと、教会派でありながら聖典派を手引きした功労により貴族に封ぜられたオニール家の末裔、ダグラス・オニールの出逢いを描いた、シリーズ第一作。
だと思う。よくわからん。個人的には、二人の出逢いのずっと前、冒頭に出てきた役者のマクドネル(そして「蜂起」の副隊長)の章がよかったです。
まぁ、わりと普通のファンタジーなんじゃないでしょうか。

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