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2月15日 (日)
『四季 春』 森博嗣 (講談社)
四部作の一作目。デビュー作『すべてがFになる』の天才科学者、真賀田四季の少女時代が描かれています。ファンにはおなじみの「天才」たちが登場し、これからの波乱を予測させるような緊張感の漂う「幕開け」です。そして、読み終わった後、もう一度読みたくなるはず。
これだけでも楽しめますが、森博嗣のシリーズを全て読んでから読む方がよいと思います。私も『すべてがFになる』をもう一度読み直したくなりました。
2月14日 (土)
『虚空の逆マトリクス』 森博嗣 (講談社)
全7編の短編集。久しぶりに森作品を堪能しました。短編集といえど、このひとつひとつの作品が長編に劣らぬ面白さです。特に、「話好きのタクシードライバ」は傑作。みごとにやられました。「不良探偵」や「探偵の孤影」もなかなか。「ゲームの国」では、登場人物がやたらと回文を作ります。ちょうどこれを読んでいるとき電車が駅に着いたのですが、階段を下りながら「階段、問題か...」なんて、ついつい回文を考えてしまいました。最後の「いつ入れ替わった?」はS&Mシリーズです。ともかく、ひとつひとつの作品の登場人物が非常にユニーク。非常に満足の一冊でした。
トロイの木馬
赤いドレスのメアリィ
不良探偵
話好きのタクシードライバ
ゲームの国(リリおばさんの事件簿1)
探偵の孤影
いつ入れ替わった?
2月11日 (水)
『それぞれの夜』 遠藤周作 編(角川ホラー文庫)
10の短編からなる現代ホラー傑作選第1集。
さて内容はというと、私の趣味ではありませんでした。ただ、冒頭の「遠い記憶」だけはかなりいいと思います。この作品を読むのはどうも2度目のようなのですが、それでも「やっぱりいいなぁ」と感じました。いったいどこの本で読んだんだろう...。あとは、「雪」がちょっといいかな。
遠い記憶/高橋克彦
楕円形の故郷/三浦哲郎
音/黒井千次
雪/河野多恵子
髑髏盃/澁澤龍彦
お守り/山川方夫
怪物/三島由紀夫
浴室/阿川弘之
埋葬/吉行淳之介
その一言/遠藤周作
1月18日 (日)
『脳男』 首藤瓜於 (講談社)
やっとつきとめた連続爆破犯 緑川のアジト。そこには先客がいた。過去も心ももたない鈴木一郎だ。彼に命を救われる形になった刑事 茶屋はしかし、鈴木一郎を共犯として逮捕、緑川は逃走する。精神鑑定を依頼された医師 真理子は、鈴木一郎の秘密を追ううちに、入陶大威(いりすたけきみ)という人物にいきあたるが…。
題名に惹かれて手にとりました。脳男 鈴木一郎は、かなり面白い設定です。後半の盛り上がりに欠ける気がしますが、ラストは納得。途中、ショーン・コネリー&キャサリン・ゼタ=ジョーンズの
『エントラップメント』を髣髴とさせるシーンがありました。
あと、登場人物が不思議な名前の人が多いな、という印象。(笑)
1月12日 (月)
『暗闇の教室 機Ν供戞\涕彊 (ハヤカワ文庫)
旱魃で干上がったダムの底に現れた中学校の校舎で、中学生4人が百物語をする。折りしも台風が上陸し、恐怖から百物語はどんどんエスカレートしていく。それに呼応するように現れる体罰OKスパルタ教師、連続婦女暴行魔、過激派の女闘士。どこまでが現実なのか?!
『沈黙の教室』の続編、全2巻。続編といっても、山の向こうで並行して起きている独立した事件なので、『沈黙の教室』を読んでいなくても差し支えない。ひたすらダークで(そりゃあ「暗闇」だもの)、ラストのどんでん返しもかなり意外なものだ。
ただ、私は『沈黙の教室』の方がはるかに面白かったと思う。
どちらも、20年前の復讐の話だが、それが1冊に凝縮されたのと2冊になったのとの違いかもしれない。
また、恐怖の種類も違う。『沈黙の教室』の方は、人の精神(狂っているとは限らない)に対する恐怖、『暗闇の教室』では暗闇で何かに襲われるという恐怖。喩えればサイコサスペンスとスプラッタムービーの違いのようなものか。どちらの作品も、私の頭の中では自然と映像化されているけれども。
1月 7日 (水)
TOEICイチオシの本 2
『TOEICスコア別攻略本シリーズ』
前回紹介したのはちょっと高度すぎる、という方にはこちらがオススメです。450、520、620、730、860点攻略とあります。私が使用したのはそのうちの520と730。520点攻略には慣用句の一覧があり、それに自分でどんどん書き加えていきました。730点攻略では、より実践的な形でポイントを学習できます。あー、ミスドでコーヒーをこぼしたらしい跡を発見。(笑)
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yunpyon : 鈴木一郎のファンです。 だんだん、人らしい感情を持ってくるの...
スオミ : >続けて書いてください。 というのは、首藤瓜於さんに対しての...