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10月14日 (火)

RIP ロードバランス


RIPでは、ホップカウントが同じ場合、ラウンドロビン方式にパスが選択される。
ロードバランスできるパスはデフォルトで4つである。
maximum-path x でパスの数を変更できる。
(x=1ならロードバランスしない)

RIPパケットの確認は、debug ip rip で行える。

R1#debug ip rip
RIP protocol debugging is on
R1#
*Mar 1 02:07:49.527: RIP: received v1 update from 192.168.10.2 on Serial0
*Mar 1 02:07:49.527: 192.168.2.0 in 1 hops
*Mar 1 02:07:57.651: RIP: sending v1 update to 255.255.255.255 via FastEthernet0 (192.168.1.1)
*Mar 1 02:07:57.651: RIP: build update entries
*Mar 1 02:07:57.651: network 192.168.2.0 metric 2
*Mar 1 02:07:57.651: network 192.168.10.0 metric 1
*Mar 1 02:07:57.651: RIP: sending v1 update to 255.255.255.255 via Serial0 (192.168.10.1)
*Mar 1 02:07:57.651: RIP: build update entries
*Mar 1 02:07:57.651: network 192.168.1.0 metric 1
R1#



ルーティングメトリック


1つのルーティングプロトコルで学習したルートが複数あった場合の最適ルートを決める要素がメトリック。

たとえば、RIPのメトリックはルータを何台経由したか(ホップカウント)で小さい値が優先される。
OSPFはパスコストが小さい方(回線スピードが早い方)が優先される。
R1#show ip route

C 192.168.10.0/24 is directly connected, Serial0
C 192.168.1.0/24 is directly connected, FastEthernet0
R 192.168.2.0/24 [120/1] via 192.168.10.2, 00:00:04, Serial0
               ↑ ↑
               | ホップカウント
               アドミニストレーティブディスタンス

RIPは、回線スピードが遅くてもホップ数の少ないほうを選んでしまうが、RIPのルーティングアップデートのメトリック値を意図的に変えてパスを変更することができる(ホップカウントを増やしてしまう)。

R1(config)#router rip
R1(config-router)#offset-list 0 out 2 s0 …
R1(config-router)#offset-list 0 in 2 s0 …

s0から送出するRIPメトリック値に+2する
s0から受信するRIPメトリック値に+2する


フローティングディスタンス


スタティックルートの値を大きくして、ダイナミックルートがなくなった場合、スタティックルートを使うようにするやり方をフローティングスタティックという。
専用線のバックアップをISDNで行う場合などに使用される。

例)
R1(config)#ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 192.168.10.2 200

アドミニストレーティブディスタンス


1つのルータで複数のルーティングプロトコルを動かしたとき、プロトコルの優先順位を決めるもの。
この値が小さいプロトコルで学習したルートが優先される。

ルーティング    アドミニストレーティブ
プロトコル     ディスタンス(デフォルト値)
---------------------------------------------------
Direct connection network 0
Staticルート      1
EIGRP           90
OSPF          110
RIP          120

ルータの内部でしか意味がない。
値を変えることはあまりないが、Staticの優先順位を落とすことはある。

ルート再配信


あるルーティングプロトコルで学習したルートを異なるルーティングプロトコルに乗せて配信すること。
たとえば、スタティックルートをRIPに再配信する、OSPFで学習したルートをRIPに再配信するなど。

R1(config-router)#redistribute static metric 5

10月13日 (月)

シリアルI/Fの専用線接続設定


すごく単純だ。

R1(config)#int s0
R1(config-if)#ip address 192.168.10.1 255.255.255.0
R1(config-if)#no shut
R1(config-if)#exit
R1(config-if)#clock rate 2000000  …
R1(config)#ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 192.168.10.2
R1(config)#end

ルーティングはRIPでもよい。

,clock rateを指定しているのは、テストのためにルータ2つを直接ケーブルでつないでいるため。(DCE側となったルータからclockを出す必要がある。)
通常は、網のほうからclockは送られてくるので設定する必要はない。


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