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『海馬』 池谷裕二×糸井重里 (新潮文庫)

 
脳科学者 池谷裕二氏と糸井重里氏の対談形式でおくる、脳の秘密。
糸井氏が「コミュニケーション」や「アイディア」「面白い人」といった切り口からアプローチすれば、池谷氏がそれを脳の世界で説明する。そこからまた触発されて糸井氏が新しいアイディアを出し、それにこたえて池谷氏が・・・というようなポジティブスパイラルで、次々と脳の話題が広がっていきます。たまには自分の「ストッパー」をはずしてみるとイイカモ?

海馬というのは、入力された情報を記憶するかどうか取捨選択するところ。だから、海馬が壊れると人は記憶ができなくなる。壊れる前のことはちゃんと覚えているのに、新しい記憶が作られない。以前読んだ、小川洋子の『博士の愛した数式』のことを思い出しました。どうにもつらくて感想が書けなかった本です・・・。『海馬』の中では、映画『メメント』が例にあげられていました。こちらは異色サスペンス。「えー!えー!」といいながら2回見た記憶があります。すごかった。

脳は使うとべき乗で働きがよくなっていくそうです。だから、天才と凡人の差よりも、天才と天才の差のほうが激しいのだ、と。だから、減っていく脳細胞の数を気にするより、シナプスをどんどんつなげていきましょう。人の脳は、30歳から新たな力を発揮するのですよ。がんばれ30代!

2005年08月26日 [一般] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 3466

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