質問は、(1)「裁判官は世間知らず」との批判や、「社会に情報を発信すべきだ」との指摘をどう思うか(2)死刑制度をどう考え、どう臨むか(3)憲法改正論議をどう思うか。また、望ましい国際貢献のあり方は−の3点。
(1)司法を身近なものにするには法曹が全体として対応することも必要。裁判官は少なくとも個別の事件に関しては裁判の中で述べるべきだ。
(2)国民の選択に委ねられるべきもので、裁判官の立場での意見は差し控える。
(3)最高裁判事の立場での意見は差し控える。
(1)裁判官である前に一市民であるべきで、広く人と交流することを心掛けるべきだと思う。
(2)国民が決めるべきことで、終身刑の是非も検討されてよい。現行法では適正な運用に努力するほかない。
(3)タブー視せず、大いに議論すべきだ。国際貢献も同様であり、結局は国民の総意で決める事柄。
(1)裁判官は分かりやすい裁判、親しみやすい裁判の実現に努力すべきだ。
(2)わが国の歴史、文化、国民感情を踏まえ、最終的に国民が決定すべき問題なので、意見は差し控える。事件に臨む際は、実務の積み重ねによる基準と裁判官としての良心に従い判断する。
(3)極めて政治的色彩の濃い政策論議であり、意見は差し控える。
(1)誤解に基づく批判もあるが、謙虚に受け止め各自が自己研さんに努めるべきだ。実情を理解してもらうため、情報発信の努力をすべきだ。
(2)国民の意見に従うべきだ。事件に臨んでは、慎重の上にも慎重な検討を心掛けている。
(3)最終的には国民が決めることだが、現行憲法の運用状況を検証した上での議論が望ましい。
(1)大多数の裁判官には当てはまらない批判と感じる。裁判官の立場をわきまえて、一般的な事柄への意見は積極的に述べてもよい。
(2)国民が最終的に決める問題。最高裁裁判官としては、回答は差し控えたい。
(3)戦後60年、改正問題を含め、憲法に関する議論が活発になるのは当然。自衛隊だけでなく、それ以外の貢献も含めてあり方を考えていくべきだ
(1)世間知らずは専門家の特性であり、裁判官に限らないが、自己改革は必要だ。国民との「距離」は国民の司法参加から縮小を図るべきだ。
(2)国民の選択に委ねる問題。死刑事件には真剣、慎重に臨む。
(3)国民的議論とグローバル感覚の高揚が必要だ。
「私の視点、私の感覚、私の言葉で参加します」。最高裁は1日、裁判員制度広報のため公募したキャッチフレーズの最優秀作を発表した。最高裁や法務省、日弁連が行う裁判員制度の広報活動に利用され、ポスターやパンフレットにも用いられる。
裁判員制度の広報に力を入れる最高裁は、最優秀作に賞金10万円を用意して公募。約1万6000通の応募の中から、鳥取県の会社員藤田仁美さん(43)の作品を選んだ。
選考理由について「裁判に参加する姿勢が率直に表現され、リズムも良く、多くの標語に用いられる五七調によらず独創性がある」としている。
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