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現在の・悲しい現実

 
Sankei WEB:障害者は逸失利益「ゼロ」 交通事故死で両親、怒りの提訴
重度障害の男性=当時(17)=が死亡した交通事故をめぐり、札幌市内の両親が6日、介護ヘルパーと所属する特定非営利活動法人(NPO法人)、相手の運転手などに逸失利益約4200万円を含む約7300万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。
 原告代理人によると、事故後、運転手側の損害保険会社が重度障害者であることを理由に被害者の逸失利益を「ゼロ」と算定。原告側は「稼働能力を生命の価値とするのは不当な差別」として提訴を決め、最低賃金に基づいた逸失利益を請求に含めた。
母親(47)は提訴後の会見で「(逸失利益がゼロと聞いて)生きている価値はないのかと屈辱的だった。働くことだけが人間の命ではない」と話した。

ただ、裁判になったとしても、やはり逸失利益ゼロとされていくばくかの慰謝料しか認められないのではないかという気がします。

実は、民法の授業で逸失利益が稼働能力で算定されることを知ったとき、そして、IQ55程度の自閉症の高校生が死亡したときの逸失利益が、作業所における年間平均工賃(昭和60年度で7万2,886円)で計算された例を見たとき、授業中にもかかわらず不覚にも涙がこぼれました。

こんなことがあっていいのか。働くことだけが人間の価値なのか。人間は利益を生み出す機械なのか。それぐらいならみんな価値ゼロになってしまえ!と。


あきらめちゃいけない。今は勝てないかもしれないけれど、将来勝つことまであきらめるわけにはいかない。

2007年04月06日 [ニュース] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1815

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