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佐賀 警察に取り押さえられ知的障害者死亡

 
いいたいことはたくさんあるけれど、まずはこういう出来事があったということを知らせなくちゃいけないと思ったから、とりあえず。

警察に真相究明を申し入れ(11/09 20:05)
今年9月、自転車に乗って帰宅していた知的障害を持つ男性が、職務質問した警察官に取り押さえられ、その後、死亡した問題で、障害者団体がきょう、九州管区警察局に真相の究明を申し入れました。
(中略)
この問題は、今年9月25日自転車に乗って帰宅していた佐賀市の安永健太さんが、警察の停止の求めに応じなかったなどとして、職務質問されその後、5人の警察官に取り押さえられて手錠をかけられたうえ、死亡したというものです。

メンバーは、当時の経緯の説明や真相究明、再発防止策などについて、今月22日までに文書で返答するよう九州管区警察局に求めました。


関連情報: 「警察は障害に理解を深めて」 (11/09 20:03)
「どうしても顔見たときには、殴られたとしか思われなかったですよね。」遺体の状況や寄せられた情報からすると、警察の説明はどうしても納得がいかないと言います。

「殴ってもいないし、投げ飛ばしてもいないし、そういう回答しかないもんでですね。」

佐賀警察署警察は、健太さんの死因については、急性心臓死と推定されるとし、一部目撃情報がある、殴るなどの暴力行為は一切なく、「警官の行動は妥当だった」と表明しています。

現場の警察官は、健太さんが、「精神錯乱状態だった」としていてバイクに衝突後、健太さんがバイクをけって走り出し、奇声を発して暴れたため、『保護した』としています。

一方、健太さんには知的障害者によく見られる言語障害があり、人に触られるのが嫌いだったということです。

「逃げてもいないのに逃げたとか決め付けてかかるけん、こういうことになるんじゃなかとですか。一歩引いて、薬物中毒アル中かと見えたなら、もう一つ考えて、知的障害じゃなかろうかと考えてもろうたら、まずこういうことはなかったと思いますよ。」
(中略)
佐賀県警は、障害者への接し方は警察学校で教えていると説明していますが、取り押さえた警察官は、「健太さんが知的障害者であることは最後まで分からなかった」ということで、現場の警官に障害への理解があったかどうかは極めて疑わしいところです。

辛いかもしれないけど、解剖すべき。傷が殴られてできたものか転倒してできたものかはすぐわかるはず。
極度のストレスで心停止しうるし、実際手錠をかけられて死亡した例もある。警察官の行為が法的にどういう評価がされるか、今後の防止策をどうするか、すべては事実を明らかにしなくては始まらない。

(追記)
佐賀の男性急死事件、県警「殴った」という女子高生証言認める
佐賀市で9月25日、知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、佐賀県警は6日、聞き込みをした警察官が目撃した女子高校生から「警察官が殴った」と聞いていたことを認めた。しかし、供述調書を作成する際には殴ったという証言が出なかったため、調書には記していないと説明した。

 女子高校生は2人で、ファミリーレストランで飲食中、窓越しに取り押さえの様子を目撃した。うち1人は読売新聞の取材に対し、制服警察官2人のうち1人が安永さんの胸などを5回以上殴り、安永さんがうつぶせになるとさらに数回、背中を殴ったと証言した。同じことを当日、警察官にも話したと言っている。

2007年11月10日 [ニュース] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2661

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コメント

» Mojique さん:

拝啓

昨夜の「報道ステーション」で、この事件を初めて知りました。
安永さんに追突されたバイクの男性は警察のOBだったという情報や、生活安全課の偉い人が、暴行の事実について“現時点では確認できない”といった趣旨の発言をしている映像も放送されました。
安易な結論に飛びつく事は避けねばなりませんが、胡散臭い事この上なしの怪しい事件だと思います。
佐賀地検が調査を開始したそうですが、真相はどこまで明らかになるでしょうか。今後も注目していきたいと思います。

敬具

2007年11月15日 09時38分18秒 

» スオミ さん:

テレビでも報道されたのですね。
http://www.tv-asahi.co.jp/d...
事件は、起きた直後は報道されてもその後どうなったかまで報道されることはあまりありません。(裁判で意外な判決が出たとかなら別ですが)
私たち一人ひとりが、せめて自分が気になった事件だけでもちゃんと記憶して後を追っていくことが必要なのではないかと思いました。

2007年11月15日 23時51分27秒 

» Mojique さん:

拝啓

お久し振りです。
今朝のTV朝日のワイドショーで、安永さんの遺族が起訴に踏み切った、との報道がありました。
強大な権力を持つ警察を相手にしての訴訟は分が悪いと思いますが、本当の事実が明らかになる事を強く願うばかりです。

敬具

2008年01月17日 09時26分07秒 

» スオミ さん:

警察を告訴するなんて逆恨みもいいとこだ、みたいなことを言っている人もいるようです。
真実が明らかになるような裁判になるとよいのですが。
(年末に見た『半落ち』を思い出しました…)

2008年01月19日 22時57分27秒 

» みつこ さん:

知的障害児の母です。

やはり問題は「殴ったかどうか」より、押さえつけたときの本人の恐怖感や警察官の力加減、打ちどころがどうであったかを検証し、警察に再発防止策を取ってもらえるかどうかだと思います。
「知的障害かどうか一目でわかりづらいから仕方ない」では、障害者の人権問題に係わってきます。
人の命の問題なのに、何事もなかったかのように済ませたい警察の態度は許せません。
本当に「明日はわが身」です。

2008年02月29日 09時20分49秒 

» スオミ さん:

>「知的障害かどうか一目でわかりづらいから仕方ない」では、障害者の人権問題に係わってきます。

ほんとうにそうですね。これは深刻な問題だと思います。普段知的障碍を見慣れている人なら、「もしかしてあの人もそうかな…」と思えるのでしょうが、そうでない人にとっては単なる「ヘンな人」だったり。
力を持つ者ほど謙虚であってほしいのですが…。

2008年03月03日 10時02分03秒 

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