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フルトヴェングラー・フェスト@本郷

 
東京フルトヴェングラー・フェスト2008のチラシより
今、音楽をやるにも聴くのにも、これほど恵まれた時代はありません。しかし、余りに恵まれていることが、逆に精神の堕落、空虚を生み出しているとしたら・・・見かけの豊かさの裏には、食傷し混乱し真に行くべき道を見失った魂があるのではないでしょうか。ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886〜1954)は、既に半世紀以上も前にこのような現代文明の聞きを鋭く察知し警告を発していました。彼はその芸術や思想を通して、私たちが痛切に求めている確固たる指標を語っており、彼の精神的遺産は現代においてますます輝きを増していると言えます。ささやかな催しではありますが、多くの皆様と共にこの偉大な芸術家のメッセージに耳を傾ける3日間を過ごしたいと思います。

本郷中央教会
というわけで、東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団第17回定期演奏会に行ってまいりました。東京フルトヴェングラー・フェスト2008の第3日の催しです。会場は、本郷中央教会。友人が乗るというので急遽行ってきました。普段音楽は全然聴かない私ですが、楽器や合唱をやる友人がいるので年に数度はこうやって音楽を聴く機会が持てる。ありがたいことです。


【演目】
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
ベートーヴェンの交響曲第9番単調作品125≪合唱付き≫ 現代日本語版





モーツァルトはしっかり寝てしまったのだけど、第九はすごかった。教会の狭いステージにオケとソリスト、2階席の両脇に合唱団がいて、そんな大人数というわけじゃないのにものすごい迫力!こういうとき、教会というのは音楽のためにあるんじゃないかと思ってしまいます。実際、祈りは音楽であり、音楽が祈りなのだと、この第九を聴くと思わずにはいられません。

そして、この第九は野口剛夫氏の日本語訳で歌われています。詩を体感してもらうために、シラーの本当に言わんとすることを伝えるために、そして、固く閉ざされた人の心を開くために、あえて日本語で歌うと。ちょっと長くなってしまうけれど、感動の後半を紹介。
喜びは生き物全ての願い。
苦しみ乗り越え喜び掴め。
真の友と手を携えて、
神のみ前に立つために進もう。
行け、行け。

そう、喜びは赤く燃える太陽のようだ。
高い空で明るくいつまでも輝く。
勇気出して空へ、さあ共に進もう。
どんな試練が待っていても、
ひるむことなく。

今こそ祈ろう、争い越えて。
空を見上げよう、神はいるこの世に。
見えるか、真が。
神を信じるか。
さあ、求めよ神を。
確かにいる、神は。
聞け、神の声を、愛の神の声。

全ての人が手をとり、喜び合えたら。
今こそ全ての人よ、祈ろう。
喜び願えば、世界は変わる。
喜び求めよ。



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2008年03月15日 [音楽] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 543

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