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リスボン条約その後

 
18日、イギリスがリスボン条約に批准。憲法上国民投票が要求されているアイルランドと違って、イギリスは議会の決議だけで批准が可能。

英、「EU憲法」リスボン条約を批准 19カ国目
英上院は18日、欧州連合(EU)の憲法となる新基本条約「リスボン条約」を批准した。19日にエリザベス女王が裁可し、条約批准が決まった。EU加盟27カ国のうち、批准した国は19カ国となった。

 リスボン条約が発効するには全加盟国の批准が必要だが、アイルランドが国民投票で批准を否決したばかり。EUは19日夕からの首脳会議で、今後の対応を協議する。


そして、19日、20日と行われた首脳会議の結果が出ました。
EU首脳会議:リスボン条約批准手続きを継続 議長総括
ブリュッセルで開かれていた欧州連合(EU、加盟27カ国)の首脳会議は20日、アイルランド国民投票で批准が否決された新基本条約「リスボン条約」の発効を目指し、加盟国による批准手続きの継続を盛り込んだ議長総括を採択し、閉会した。アイルランドの批准を取り付ける解決策は10月の次回首脳会議以降に先送りされた上、EUに批判的な欧州懐疑派が与党議員に多いチェコが早期に批准手続きを完了するかどうかは不確定だ。(中略)
今年後半の議長国フランスのサルコジ大統領は10月15日の首脳会議で、アイルランド反対派の懸念を緩和し、来年6月の欧州議会選までの条約発効を目指す「最終戦略」を打ち出したい意向だ。税制面や、安全保障上の中立性などでアイルランドの主権尊重をうたう宣言をEUとして発表し、環境を整備する案が浮上している。

つまるところ、アイルランドにはもう一度国民投票をがんばってもらいましょう、他の未批准の国は引き続き批准をしてください、できれば未批准はアイルランドだけって状況に持ち込みたいですね、チェコは批准したくないみたいですが来年の議長国はあなたですからあんまり批准を伸ばすと困るんじゃないですか、みたいな感じ。

これまであんまり気にしてなかったけど、EU関連のニュースってけっこう出てるものなのね…。でも、「首脳会議」「欧州議会」「欧州委員会」「議長国」とか知らないで読むとよくわからないかも。
欧州連合(EU)概要 2006年9月 通商政策局欧州課』(PDF)がさっくりまとまっていて参考になるんじゃないかと思いますが、ちょっと情報が古いのが難。最新の情報を見たい、もっといろんな情報を知りたいというときは、『駐日欧州委員会代表部』のサイトを見るとよいかもです。

ちなみに、議長国は半年ずつもちまわり。スベロニアが議長国になったときにニュースがまだ残ってました。

小国スロベニアがEU議長国に(2008/1/12)
1月1日から、スロベニアが欧州連合(EU)の議長国になる。任期は半年。2004年にEUに加入した国々としては初めての議長国である。(中略)
スロベニアは、今回議長国になるにあたって以下の5つの目標を立てた。
(1)リスボン条約(EU憲法草案に代わる条約)の推進
(2)「新リスボン戦略サイクル」の立ち上げ(研究開発・イノベーションへの投資、競争的ビジネス環境の発展、労働市場の改革、人口変動への対処など)
(3)気候変動への取り組み
(4)西バルカンにおける欧州戦略の強化
(5)欧州内における文化間対話の促進

スロベニア(2008年前半)、フランス(同後半)、チェコ(2009年前半)の後は、スウェーデン(同後半)、スペイン(2010年前半)、ベルギー(同後半)と議長国は続きます…。

2008年06月20日 [ニュース] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 692

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