午前中の用が終わり、何の気なしに財布の中の「
人体の不思議展」の割引券を見ると、なんと12月28日(日)まで!あわてて有楽町へ向かいました。ところがついてみると看板にデカデカと
「2004年2月1日まで会期延長!」
と書いてあるではないですか。騙されました。
まぁあらためて出直すのもなんだし、と思って入場したのですが、もうえらい人出。医大生なんかもいるようで、「国試にでるのは僧帽弁の方って言ってたね」「へぇ〜」「…あんた授業でてんの?」などという会話も聞こえてきます。
私もはじめのほうこそ面白く模型を観察していたのですが、半分を過ぎる頃からなんだかうんざりしてきました。「人体ってすごいなー」と思う気持ちがだんだんと「なんでここまでして人体を知らなくてはいけないんだろう」というように変わっていったのです。医学が発達することは素晴らしいし、知らないことを知りたいと思う欲求は当然だと思いますが、ここまでやるのは逆に不自然だ、と。
まぁ混雑が拍車をかけたのかもしれません。とにかく、一人でよかった。ほんとによかった。知人と一緒に来ていたら、嫌な思いをさせたこと必至です。
そんなわけで後半はテキトーにぷらぷらと見て周り(脳のプラスミドを持って重さを実感するために何十分も並ぶなんてありえません)、出口へ向かうとそこにいくつかのチラシや割引券がありました。その中で目をひいたのがこれです。
相田みつを美術館
東京国際フォーラム 新美術館オープン記念
特別企画展「新しい門出」
え。銀座にあったのが移転したのか。行く!ここで会ったのはお告げだ!
とばかりに地下へ向かいました。
そして、そこで2時間ばかりゆっくりとした時間を過ごしました。
銀座とは違い、新しい試みがいろいろあります。井戸の中に映像が映されたり、筆でなぞるとさまざまな映像が出るしかけ本があったり。併設の喫茶コーナーでは、今ならコーヒーが100円で飲めます。
行ったことがない方は、ぜひ行ってみてください。
そして、できればひとりで。
人体の不思議展よりはずっと実りある時間が過ごせると思います。