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10月25日 (土)
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 (新潮社)
若くして首相となった金田が、地元仙台での凱旋パレード中に爆弾で殺害された。生中継で日本中が騒然とする中、異例の早さで「青柳雅春」が犯人として特定され報道される。次々と登場する目撃証言、ショットガンや麻酔銃を追ってくる警察。最初はわけもわからず逃げる青柳だったが、すてばちになりそうになるたび彼を支えたのは、大学時代の友人達との思い出だった―。
ザッツ・監視社会の日本で、国家的陰謀から逃げ切ろうともがく青柳の2日間を描いたミステリ(兼ファンタジー)。
10月12日 (日)
『夫婦一年生』 朝倉かすみ (小学館)
目には青葉―。
青葉と朔郎は新婚ほやほやである。とはいえ、お互い三十路、キラキラした関係ではない。でも、初々しさを楽しみつつ、「夫婦」というものに馴染んでいく二人の姿はほほえましい。勇ましいけれど、カワイイとこもある青葉。嫁と姑の闘いもひと味違う。
ドラマみたいにカッコよくはないけれど、その辺にありそうな「夫婦」。この後の二人がなんだか楽しみになってくるような、ふんわかした気持ちになる小説。こんな結婚ならアリかもしれない。…いや、私はないな、やっぱり。(笑)
8月 1日 (金)
『震度0』 横山秀夫 (朝日新聞出版)
神戸で大地震が起きた朝、N県警の警務課長の不破が失踪した。長官を目指す自分のキャリアに傷が付くことをおそれ、早期秘密裏に処理しようとする本庁エリートの警務部長 冬木(コドモ部長)、同じキャリアでありながら10も年下の冬木に嫉妬し、自分の威厳を保ちたい本部長 椎野、自分の天下りポストを守るために刑事部で処理したい地元生え抜きの刑事部長 藤巻、キャリアに取り入るのに必死の交通部長 間宮(マシュマロマン)、色男の生活安全部長 倉本(電話魔)。それぞれ自分が走査の優位に立つために戦いを繰り広げる。それに官舎住まいの妻達も加えての情報戦。そんな中、ただひとり震災に心を痛め、神戸震災の情報収集と応援派遣の準備に全力を尽くす準キャリアの堀川は、不破を本気で心配するただ一人の幹部でもあった…。
5月 9日 (金)
『フィッシュストーリー』 伊坂幸太郎 (新潮社)
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4つのストーリーからなる作品。どれも別々の話なのだけれど、どれもふんわか不思議伊坂ワールド。これまた読み始めると止まらなくて、結局借りて帰ってしまった。
3月 1日 (土)
『レタス・フライ』 森博嗣 (講談社)
短編集。森博嗣を読むのがあまりに久しぶり過ぎてネタがわからない。でも、一から読み直す元気はないしなぁ。そもそもGシリーズは最初の3冊しか読んでない上にほとんど記憶がない。
1月17日 (木)
『あの日、あなたは』 藤堂志津子 (文春文庫)
立ち読みしてしまった。
大学時代から10年間、ただ一人の男性を想い続けた郁子。ブロンテ兄弟唯一の男、パトリック・ブランウェル。自由で野心家の協子。その3人に美しいジゴロと窓際の椅子。そんな話。
そんなに惹かれたわけではないのだけれど、話の続きが気になって全部読んでしまった。立ち読みじゃなくてじっくり読むべきだったかもしれないけれど、たぶん私には共感することは難しいだろうという気がする。ブロンテ兄弟の話はちょっと面白そうだったな。
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