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7月12日 (火)

『ふりだしに戻る』(上・下) ジャック・フィニィ (角川文庫)


知識と想像力と思いこみでタイムスリップができるという一風変わった設定。
主人公サイは謎の組織に見込まれプロジェクトの一員となってタイムスリップに成功する。題材として選んだのは、恋人ケイトの養父の父が自殺現場に残した謎の手紙。この謎を解くべく、しかし、過去に干渉しないよう細心の注意を払いながら20世紀から1882年へと旅を繰り返すサイはしかし、現在と過去のうねりに巻き込まれていく…。

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1月20日 (木)

20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女(河出文庫)




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8月24日 (火)

『80年代SF傑作選 (下)』 (ハヤカワ文庫)


遅々として進まなかったSF傑作選、ようやく読み終わりました。90年代SF傑作選(上)に比べればずっとわかりやすかったし面白いと思うものも多かったです。
「ペーパードラゴン」や、「ぼくがハリーズ・バーガー・ショップをやめたいきさつ」はまるで映画かTVを見ているような感覚だったし、「鏖戦」は難しくて半分ぐらいしか理解できなかったけれどそれでも楽しめました。
でも、敢えて人に薦めるかというと薦めないかも。他にもっと面白い本があるんだろうな、って思います。

◇収録作品◇
胎動(マイクル・ビショップ)
祈り(ジョアンナ・ラス)
間諜(ブルース・スターリング)
確率パイプライン(ルーディ・ラッカーマーク・レイドロー)
ペーパー・ドラゴン(ジェイムズ・P.ブレイロック)
血をわけた子供(オクテイヴィア・バトラー)
ぼくがハリーズ・バーガー・ショップをやめたいきさつ(ローレンス・ワット・エヴァンズ)
鏖戦(グレッグ・ベア)
帝国の夢―地上管制室よりトム少佐へ(イアン・マクドナルド)
私的80年代SF論(オースン・スコット・カード) ←収録作品?
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7月26日 (月)

『90年代SF傑作選〈上〉』 山岸 真 (編集) (ハヤカワ文庫SF)


何が書いてあるのかわかりませんでした。たまに何が書いてあるのがわかっても、何が言いたいのかわかりませんでした。少なくとも、私のようなSF初心者には向かない本ではないかと思います。

実は、あまりに面白くなくて、途中何度も中断して他の本を読んでたぐらいで…。ようやく読み終わったですよ。下巻はあんなに面白かったのになぁ!

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7月18日 (日)

『夢の樹が接げたなら』 森岡 浩之 (ハヤカワ文庫)


知人のお勧めSF第3弾『スパイス』の収録された短編集です。
これはすごい。あらすじを書いたらきっと読んでみたくなるに違いないのですが、それを書いてしまうのももったいない。でも書かないと興味を持ってもらえないかもしれない。ジレンマです。仕方がないので、ほんのさわりだけ…。

一週間前世間を驚愕させ、「悪魔」「サディスト」「人類の敵」と呼ばれることになった男、植野慎司に独占インタビューを許されたアナウンサー美樹。正義感に燃える彼女を待ち受けていた現実は…。

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6月22日 (火)

『しあわせの理由』 グレッグ・イーガン (早川書房)


先日読んだ『90年代SF傑作選』にも入っていたグレッグ・イーガンの短編集です。
知人のお薦めSF短編の第二弾は、表題にもなっている「しあわせの理由」。裏表紙の紹介文には「脳内の化学物質によって感情を左右されてしまうことの意味を探る」とありましたが、私はそういうテーマだとは感じませんでした。むしろ、「あなたが自分らしいと思っていることって、いつどうやって決まったんですか?」という問いかけに聞こえました。読み終わってしばらくしてから大きなため息をついて空を仰ぐ。そんな作品がつまった一冊です。
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