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10月 2日 (木)

『実録 死体農場』 ビル・バス他 (小学館)


パトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズ『死体農場』は実在した。所長のビル・バスが、死体農場を作るきっかけとなった事件や、死体農場の1号死体、新たな研究のヒントとなった事件など、さまざまな事件を語る。

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8月 6日 (水)

『債権回収最前線』 中川剛毅 (中央公論新社)


図書館でふと手にとった一冊。
新聞記者であった筆者が、株式会社整理回収機構(RCC)における債権回収に密着取材して、RCCの社内誌に掲載していたものをまとめた本。病院や老舗旅館、ゴルフ場の再建や、バブルで多額の借金を負った個人からの取り立て、「俺は治外法権」と豪語するアウトロー債務者との闘い、占有屋ヤクザ掃討作戦など、未知の世界を垣間見ることができる。
文章は、読みやすいけれどテンポがよくないのがちと残念。新聞記者だからなのかな。

8月21日 (火)

『精神科医の本音トークがきける本』 香山リカ,岡崎伸郎


同年代の精神科医2人のフランクかつディープな対談本。社会が変化してるよね、それに伴って患者も変化してるのは間違いないんだけど、それは例えばうつ病なら、新しいうつ病が出てきたのかな?それともうつ病の周辺部分が肥大したのかな?それともうつ病の表現形が変わったのかな?というような考察をしたり、ぶっちゃけそれって病気じゃなくね?ってのが多いよねと愚痴ってみたり、スピリチュアルブームってどうなのよ?とか、臨床心理士との棲み分けが難しいね、とか、「人権派」ってだけでバッシングされるよね、とか、心神喪失者等医療観察法って…、とか語り合ったりしてます。とっても面白い。

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1月25日 (木)

『彼女は嘘をついている』 小泉知樹 (文藝春秋)


これも痴漢冤罪モノ。この人の場合、無罪は勝ち取れず服役することに。先日読んだ『お父さんはやってない』に比べると、構成とか文章とかに工夫がないというか練れてないというか、作品としての面白さには欠けるのだけど、事件の内容や裁判の進行を対比させながら読むといろいろ得るものがありました。ただ頑張るだけじゃだめなんだなぁ…って思わされる本。

1月22日 (月)

『お父さんはやってない』 矢田部孝司+あつ子 (太田出版)


ある朝突然痴漢にされてしまった男性とその妻の闘いの記録。夫と妻のそれぞれの視点から描かれた物語は、心境を生々しく語りながらも冷静な観察に支えられ、きっちり構図を計算したエンターテイメントに仕上げられていると感じた。

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11月29日 (火)

『ひとつ上のアイディア。』 眞木準 (インプレス)


先日トークショーに行ってサインをもらってきた本です。
眞木さんのおっしゃっていたとおり、20人分のアイディアの秘密を読んでいくと、いくつかの共通点が浮かび上がってきます。ひとつには、みんなアイディアを出すことを仕事としているので、アイディアに対して「課題」として接しているということ。仕事だから、コンスタントにヒットを打たなきゃいけない、だからといって、こなしになるのはイヤ。具体的な方法は違っても、ひとつひとつの課題に真剣に取り組む姿勢は共通しています。
もうひとつの共通点は、みんな苦しいということ。アイディアがぽんぽん浮かんでくるわけがない。また、アイディアは作るのではなく見つけるのだというのも何人かのクリエイターが言っています。他にもいろいろな共通点がありますが、書き出すときりがないのでこの辺で。

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