«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 12 | 13 | 14 || Next»

6月10日 (水)

『ナイチンゲールの沈黙』 海堂尊 (宝島社)


「チームバチスタの栄光」の続編。ひょんなことから「白銀の迦陵頻伽(かりょうびんが)」と呼ばれる伝説の歌姫 水落冴子を救急搬送した看護師の小夜と祥子。一方、入院患者の中学生 瑞人(みずと)は、網膜芽腫(レティノブラスト−マ)で眼球摘出が必要だが、絶対に手術しないと言って病棟で次から次へと問題を起こしては小夜を困らせている。
アル中の歌姫の担当医と、瑞人をはじめとする子供達のメンタルケアを押しつけられた田口。「やっかいごと処理のコンビニじゃないよ…」とひとりごちていると、火喰い鳥 白鳥と電子猟犬 加納が乱入してきてますます事件は…。

今回はAiに加えて電子紙芝居(加納に言わせれば「デジタル・ムービー・アナリシス(DMA)」)という捜査方法が出てくる。なんかものすごい演算システムで、現場のデジタル情報から犯人の身長・利き腕、行動などが分析できる。設定ではアメリカではもう使われてて日本でも加納が前任地で実績を上げているってことになってるけど、ほんとにあるのかなぁ。

5月26日 (火)

『チームバチスタの栄光』 海堂尊 (宝島社文庫)


映画にもなった『チームバチスタの栄光』、ようやく読むことができました。
前半は、不定愁訴外来(別名 愚痴外来)のはぐれ医師 田口によるバチスタ連続術死の地道な調査、後半は厚労省のはぐれ役人 白鳥が華々しく登場して現場を散々引っかき回すという構成。
エンターテイメントたっぷりのジェットコースターミステリって感じ。田口編でじりじりと上に登っていき、白鳥編から急降下・急旋回・ハイスピードでラストまで突っ走る。いやー、たまりません。
白鳥は小太りという設定なので、阿部寛とは体型が違うけど、破天荒な感じはTRICKと通じるものがあるのかも。いや、白鳥はもっとハチャメチャだけど。
続編の『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラルルージュの凱旋』も早く読みたいです。

3月 9日 (月)

『ガリレオの苦悩』 東野圭吾 (文藝春秋)


ガリレオの短編集。
最初の2作はテレビで見たヤツだった。それなのに、テレビよりもじーんと感動してしまったり。というよりも、顔をぐしゃぐしゃにして泣いてしまった。
あとの3作は初めてで、それぞれ雰囲気が違っていて面白い。

[...続きを読む]

2月23日 (月)

『聖女の救済』 東野圭吾 (文藝春秋)


「子供を持てないのなら、結婚生活自体に意味がない。」
自分のライフプランを何よりも大事にする義孝は、1年間子供を授からなかった妻 綾音に別れを通告した。そして、その数日後、綾音が札幌の実家に帰っている間に、義孝は自宅で毒殺された。毒の侵入経路は不明。
内海薫は、湯川に助けを求めたが、湯川の出した結論は「虚数解」だという。
「もし虚数解でなければ、おそらく君たちは負ける。僕も勝てないだろう。これは完全犯罪だ」

[...続きを読む]

10月25日 (土)

『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 (新潮社)


若くして首相となった金田が、地元仙台での凱旋パレード中に爆弾で殺害された。生中継で日本中が騒然とする中、異例の早さで「青柳雅春」が犯人として特定され報道される。次々と登場する目撃証言、ショットガンや麻酔銃を追ってくる警察。最初はわけもわからず逃げる青柳だったが、すてばちになりそうになるたび彼を支えたのは、大学時代の友人達との思い出だった―。
ザッツ・監視社会の日本で、国家的陰謀から逃げ切ろうともがく青柳の2日間を描いたミステリ(兼ファンタジー)。

[...続きを読む]
16時11分00秒 [小説] - by スオミ - No comments - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

10月10日 (金)

『ガーディアン』 石持浅海 (光文社)


勅使河原冴はガーディアン<亡くなった父?>に守られている。事故にはバリアとして働き、悪意には倍返しカウンターアタックをくらわせる。当然、殺意には、殺人で―。
栗原円もガーディアンに守られている。空き缶も銀行強盗も彼女にかすり傷ひとつつけることはできない。けれど、円はそこから一歩、踏み出してしまった―。

«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 12 | 13 | 14 || Next»