『ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上)』
ポンペイウス側五万四千(うち騎兵七千)に対し、カエサル側2万3千(うち騎兵一千)で見事な勝利をおさめたファルサルスの会戦。七千の騎兵を無力化する戦術のみごとさを堪能しました。
他にも、第九軍団のストライキに対する対処に感動したり。うやむやって、使いようによってはすばらしい!
そして、「
内乱記」の珠玉の一行と言われるこの言葉。
「アレクサンドリアで、ポンペイウスの死を知った」
ルビコン直後からアレクサンドリア戦役までを収録です。
『ユリウス・カエサル ルビコン以前(下)』
ラビエヌスとの沈黙のドラマがさりげなく熱いのだ。うん。
昨日、テレビでカルロス・ゴーンはこんなタイプの社長だみたいな診断をしていたのだけど、そのときの解説で、「えー、日本には『志』(こころざし)というものがありまして・・・。それを取り入れれば目標達成も云々」とゴーン氏に進言していました。
別に、日本だけじゃないと思うんです。カエサルがルビコンを越えたのは、志以外のなにものでもないと思うんです。
二度目の『ローマ人の物語 ユリウス・カエサルルビコン以前(上)』です。
やっぱり面白いです。わくわくします。またローマに行きたくなりました。
初めて読む司馬遼太郎です。(たぶん)
江戸は3代将軍家光の頃、漁師の村から江戸に出てきて浪人になった浦安仙八の物語。はじめの方は夢物語のようなふわふわした感じで、いったい今何が起きているのか、仙八はどうなってしまうのか、えらく不安に思いながら読みました。まるで、夢枕獏の世界のようです。由比正雪が出てくるあたりからは普通の小説らしくなって落ち着いて読めるようになりましたが、それでも登場人物は個性的というかぶっとんだ者たちばかり。そして、中国に渡る頃になると、冒険活劇のようにわくわくするという、三度おいしい時代小説でした。
スオミ : 再読。 「来た、見た、勝った」のアレクサンドリア戦役とカエサ...