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『すべてがFになる』 森博嗣 (講談社)

 
新書版の発売が1996/04とあるので、これを初めて読んだのはもう8年近く前ということになります。言わずとしれた、森博嗣のS&Mシリーズ第1作。8年という時間がそうさせるのか、『四季』を読んだ後だからなのか、前回に読んだときとは微妙に感じ方が違うような気がします。とはいっても、前回どう思ったかなんてことは覚えていません。それどころか、ストーリーだってうろ覚えでした。
不思議なことに、一番よく覚えていたのは、ウェディングドレスを着た死体でもなく、仮想の街を走るRVカートでもなく、学生たちが港で船を待っている風景でした。どうしてなのかさっぱりわかりません。人間の記憶はとっても偏っているという一例でしょうか。
余談ですが、文庫版の解説は瀬名秀明氏。この解説もまた読み応えアリです。

2004年02月20日 [ミステリ] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2338

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