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『月は幽咽のデバイス』 森博嗣 ( 講談社)

 
オオカミ男が住んでいると噂される豪邸。そこで婚約発表のパーティーが開かれていたとき、奥のオーディオルームで血まみれの死体が発見される。密室状態だ。みんながそれぞれ何かを隠しているのか…?その場に居合わせた紅子と保呂草、直後にやってきて死体をものともせず飲み食い探検する練無、紫子、素直。作為と無作為が交錯する中、彼らはそれぞれの方向から事件に絡み、意外な真相へと迫る…。Vシリーズ第3弾。
これも、再読時にはインパクトはありませんでしたが、初読時はハラハラドキドキした覚えがあります。

過去のどこを探しても、間違いはなかった。
どこへ戻っても、きっと同じ道を選ぶだろう。
ただ一つ、
後悔することがあるとすれば、
他人を許容しようと思ったこと。
・・・
後悔って、何のためにするものなのか?
そもそも、それがわからない。
夢を見るのと同じだろうか。
わからない。
でも、
人を好きになった。
とにかく、心残りは、それだけだ。

2004年04月29日 [ミステリ] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1576

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