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『夢の樹が接げたなら』 森岡 浩之 (ハヤカワ文庫)

 
知人のお勧めSF第3弾『スパイス』の収録された短編集です。
これはすごい。あらすじを書いたらきっと読んでみたくなるに違いないのですが、それを書いてしまうのももったいない。でも書かないと興味を持ってもらえないかもしれない。ジレンマです。仕方がないので、ほんのさわりだけ…。

一週間前世間を驚愕させ、「悪魔」「サディスト」「人類の敵」と呼ばれることになった男、植野慎司に独占インタビューを許されたアナウンサー美樹。正義感に燃える彼女を待ち受けていた現実は…。

さて、表題作の『夢の樹が接げたなら』は、森岡浩之のデビュー作。
驚異的な言語学習方が考案されたことによって生まれた、言語デザイナーという職業。そして、人を狂わせるという謎の言語。不本意ながらその秘密を追うことになった主人公は…。
これも『スパイス』に劣らぬ面白さです。これを読んで、そういえば知人はエスペラント語を話すんだった、と思い出しました。
解説によると、この森岡浩之という人は言語にこだわりがあるらしく、『星界の紋章』というスペースオペラではアーヴ語というものが創作されているとのこと。これもちょっと読んでみたくなりました。

◇収録作品◇
夢の樹が接げたなら
普通の子ども
スパイス
無限のコイン
個人的な理想郷
代官
ズーク
夜明けのテロリスト

2004年07月18日 [SF] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2450

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