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『メメント・モリ』 藤原新也 (情報センター出版局)

 
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。」

「こんなところで死にたいと思わせる風景が、一瞬目の前を過ることがある。」

「人間は肉でしょ。気持ちいっぱいあるでしょ。」

「老いた者の、生きものに対するやさしさは、ひとつにはその人の身辺にそれだけ多くの死を所有したことのあらわれと言えるのかもしれない。」

「歩みつづけると、女の人は子供を孕むことがあります。
歩みつづけると、男の人は自分の名前を忘れることがあります。」

そんな言葉と写真でつづられた生と死の情景です。


美術館がね、あるんだよ。ライトがね、きれいなんだよ。
http://www.avis.ne.jp/~kkam/jyousetu.html
私はあのときに死んでいるべきだった。

あたりまえなんだけど、死を想うのと死を願うのとは全然違うんだよね。
だけど、死を想うと死を願ってしまうものじゃないかな。
ほっといてもいつかは死ぬのにね。
死という者は、なしくずしにヒトに訪れる者ではなく、死が訪れたその最期のときの何時かの瞬間を、ヒトは決断し、選びとるのです。だから、
生きているあいだに、あなたが死ぬときのための決断力をやしなっておきなさい。

2004年09月12日 [写真集・画集] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2881

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