HOME > 『水曜の朝、午前三時』 蓮見圭一 (新潮社)
« 『されど罪人は竜と踊る』 浅井 ラボ (角川スニーカー文庫) | 『黎明の双星』 花田一三六 (C・NOVELSファンタジア) »

『水曜の朝、午前三時』 蓮見圭一 (新潮社)

 
何の気なしに手に取り、すぐその文章に強く惹かれました。待ち合わせぎりぎりまでずっと立ち読みしていたのですが、どうしても抗えずに購入。淡々と語っているのに、霧雨のように心に染み入る、そんな文章です。

物語は、癌で余命幾ばくもないとわかった四条直美という女性が、娘に宛てて残した4巻のテープをおこしたもの、という設定です。彼女の今の入院生活と、娘時代(大阪万博!)の出来事が交互に語られていきます。無惨な恋、許されない過去、そして死…。その人生をもって、娘に言うのです。あなたも自分の宝物を見つけなさい、と。

Amazonで検索したとき、はじめにこちらのCDが出てきました。私はこの曲を知らないのですが、きっと有名な曲なんでしょうね。小説の中ではジャニス・ジョプリンやジョニ・ミッチェル、フランク・ザッパなどいろいろなアーティストの名や曲が出てきます。そういう曲を知っていたら、この小説に感じるものはもっと多かったのかもしれません。

2004年10月23日 [小説] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 3469

スポンサードリンク


コメント

» 高橋由起子 さん:

この作品は本当にすばらしいです!私が愛知万博で働いていた時に友人に進められてこの本を知ったのですが、この本は本当名作です!!皆様も是非!!!(回し者ではないです)

2005年11月24日 17時15分59秒 

コメントを追加

* コメントにURLを書くとブロックされます。
 (私が気付いたときは解除されることもありますが。)
* スパムブロックのため、コメントの反映に時間がかかることがあります。




TrackBack


* 現在、当方へのリンクがないTBは受け付けておりません。
* 当方へのTBの一覧のリンクはリダイレクトされています。SEO目的のみのTBはあまり意味をなさないと思いますのでご遠慮ください。




この記事へのトラックバックurl:http://www.lacrime.net/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=780 (右クリックでショートカットのコピーをご利用ください)