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8月14日 (木)
『これでもガマン?!労働弁護士の事件ノート』 (青木書店)
リストラや賃金切り下げ、パート差別やSE派遣事件など、東京法律事務所が取り扱ったいろいろな労働事件について書かれている。
…けど、あんまり面白くありませんでした。記述に物語性はあまりないし、結論はたいてい「本人と労働組合がよく頑張った!我々はお手伝いしただけ」みたいな感じで、つまり困ったら労働組合に入ってね、ってことですか?と。判例について長々書いてあるところもあるので、もしかしたら労働法を知ってる人が読むことを考えて書かれたのかもしれないけど、それにしては中途半端というか…。ターゲットのよくわからない自己満足的な印象を受けました。
5月26日 (月)
『この人と結婚していいの?』 石井希尚 (新潮文庫)
知人からもらいました。…私にどうしろと?(汗) (ちなみに当方結婚の予定はまったくございません)
勢いで結婚してもうまくいきません、結婚式の準備だけでなく、「結婚」の準備もちゃんとしましょう。男女の違いを理解して、対応方法を身につけましょう。というような話。詳しくはあとで書くかも。
5月 7日 (水)
『オスマン帝国の解体』 鈴木董(ちくま新書)
我々が普段あたりまえのものとして捉えている「主権国家」というものが、通史的、通文化的に見るといかに特殊な政治単位であるか、知っているだろうか。
西洋によって意図的に歪めて広められたイスラームのイメージからはほど遠く、イスラーム帝国の、そしてオスマン帝国の元では、多くの民族や宗教や文化が、ゆるやかに統合され、モザイク模様のように併存していた。ムスリムと非ムスリムという差別はあっても民族による差別はない。不利益さえ甘受すれば、改宗を迫られることもない(考えてみると、ローマ帝国でも様々な民族がローマ市民・属州民として共存していたのにも似ているのではないか)。にもかかわらず、たかだか17〜18世紀に力を持ち始めた近代西洋国家が自らのナショナリズムを東洋に押しつけ、民族紛争の種をまき散らしたのだ。
文化・文明とは、宗教とは、民族とは何かを見直し、西洋の呪縛から解放されるきっかけとなる一冊。
4月18日 (金)
『イスラームとは何か』 小杉泰 (講談社現代新書)
わたし的にはここ最近で一番のヒット!帯には「神と使徒と共同体の根本原理とは? イスラーム理解の必携書!」とあります。実際に、宗教としてのイスラームと、その歴史、そして、イスラームによって成り立っている社会の仕組みが、自然と統一的に理解できます。
9月20日 (木)
『なぜ日本人は劣化したか』 香山リカ (講談社現代新書)
この本では、数値や他書の引用を用いて個人の劣化、社会の劣化をまず目の前に突きつける。そして、それらを分析していくことにより、誰もが漠然と感じているであろう「劣化」を、単なる個別の症状の現れではなく、その背後にある病態を意識することで統合的に捉えることができる、そうすることで「劣化」を食い止めることができるのではないか、とかすかな希望を掲げるのだ。
9月13日 (木)
『子どもを理科好きに育てる本』 中野不二男
子どもは親を見て育つ。だから、子どもを理科好きに育てるには、まず大人が理科好きになろう!ということ。
でも、分別くさいことをくどくどいうわけではなく、著者自身がまるで子どものように科学や自然や歴史に興味を持ち、楽しんでいるのががんがん伝わってくる楽しい本。
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[cipher] : また面白そうなのを・・・。 ありがとうございます、ありがとう...
スオミ : 香山リカ、何冊か読むとだんだん繋がってきました。 もう何冊か...