老人ホームのような、いわゆる箱モノを充実させてこれを読んだとき、泣きそうでした。というか泣いた。そして今も。何度読んでもやっぱり涙がこぼれます。彼女が言ったことが真実だったからなのか、糸井さんの文章に心動かされたのか、それとも私が歳をとったのか。たぶん3番目ですね。でも、
そこに、次々と老人を隔離していくようなやり方は、
彼女が実現したい世界観とはまったく違うと。
そこから彼女は、社会福祉士を目指したきっかけは、
「人にはそれぞれ歩いてきた道のりがある」と
知った衝撃からだった、ということを言葉にできた。
そこから、彼女は、人が老いていくときには、
住み慣れた地域の風景と、見慣れた人の顔が
絶対に必要だと言った。
人が住み慣れた家で、見慣れた風景と、ということを考えるのは大切なことじゃないか、思いました。変かもしれないけど、他人事でも遠い未来のことでもなく、とても身近なことのような気がしたのです。自分のことを考えたのかもしれないし、親のことを考えたのかもしれないし、今まで出会った人たちのことを思い出したのかもしれない。それは一瞬後にはぼやけてわからなくなってしまったけど、とにかく、とっても大事なことのような気がしたのでメモ。
おなじみの人の顔につつまれて
人生をまっとうできるようにするために、
地域はどうあったらいいか、福祉はどうあったらいいか
33歳と言えば、社会に出て10年過ぎたあたりだ。
同じことを10年続けていれば自分の中に何かが育つ。
これが、マグマのように内から突き上げてくる。
でも、これをうまく形にして外に伝えられない。
だから、ものすごく苦しい。
* コメントにURLを書くとブロックされます。
(私が気付いたときは解除されることもありますが。)
* スパムブロックのため、コメントの反映に時間がかかることがあります。