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人が老いていくときには

 
記事自体は古いのですが、最近のはてなブックマークより。
ほぼ日刊イトイで、糸井さんが姪の大学入試用自己推薦状を添削していたときの話。その姪御さんは社会福祉を勉強したいので、そのことを自己推薦状に書くわけだが、なんだか薄っぺらい。ところが、糸井氏と話しているうちにいろいろな思いが出てきて…。
老人ホームのような、いわゆる箱モノを充実させて
そこに、次々と老人を隔離していくようなやり方は、
彼女が実現したい世界観とはまったく違うと。

そこから彼女は、社会福祉士を目指したきっかけは、
「人にはそれぞれ歩いてきた道のりがある」と
知った衝撃からだった、ということを言葉にできた。

そこから、彼女は、人が老いていくときには、
住み慣れた地域の風景と、見慣れた人の顔が
絶対に必要だと言った。
これを読んだとき、泣きそうでした。というか泣いた。そして今も。何度読んでもやっぱり涙がこぼれます。彼女が言ったことが真実だったからなのか、糸井さんの文章に心動かされたのか、それとも私が歳をとったのか。たぶん3番目ですね。でも、
人が住み慣れた家で、見慣れた風景と、
おなじみの人の顔につつまれて
人生をまっとうできるようにするために、
地域はどうあったらいいか、福祉はどうあったらいいか
ということを考えるのは大切なことじゃないか、思いました。変かもしれないけど、他人事でも遠い未来のことでもなく、とても身近なことのような気がしたのです。自分のことを考えたのかもしれないし、親のことを考えたのかもしれないし、今まで出会った人たちのことを思い出したのかもしれない。それは一瞬後にはぼやけてわからなくなってしまったけど、とにかく、とっても大事なことのような気がしたのでメモ。

この糸井さんの記事には「33歳病」というのについても書かれていて、けっこう考えてしまいました。
33歳と言えば、社会に出て10年過ぎたあたりだ。
同じことを10年続けていれば自分の中に何かが育つ。

これが、マグマのように内から突き上げてくる。
でも、これをうまく形にして外に伝えられない。

だから、ものすごく苦しい。

糸井さんの友人の「33歳病」というのが元エントリだと思いますが、これも他人事とは思えませんでした。
私も今年、大きく動こうとしています。うまくいくかどうかわからないし、「やっぱやーめた」とか言うかもしれないけど、とにかく走り出してしまえ!と思っています。この一年が回り道になるのか、今までの15年が回り道になるのか、自分でも楽しみ。(と思おう、うん)

そういえば、「○○歳までに…」という年齢本ていろいろ出てますね。
25,28,29,30,35,37,39,60歳となんかもうなんでもアリっぽい。でも、やっぱり30前後が多いというのは象徴的ですね…。

2005年06月06日 [日記] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 3163

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