HOME > 『大学の話をしましょうか』 森博嗣 (中公文庫)
« 『少女には向かない職業』 桜庭一樹 (東京創元社) | 『ローマ人の物語 22』 塩野七生 (新潮文庫) »

『大学の話をしましょうか』 森博嗣 (中公文庫)

 
森博嗣の教育観や知性についての考え方の一端を知ることができるインタビュー。これからの大学の役割とは何だろうか?学ぶとはどういうことなんだろうか?まっすぐな目で見ると、答えはシンプルなのかもしれません。

人間の知的能力は、問題に答えることではなく、問題を見つけることである、というのが僕の考えです。(中略)
問題を作る作業には、問題を解くことに比べてはるかに高度な思考能力が要求され、多くのデータ、経験、客観的な判断が必要なのです。しかも、その人間のセンス、あるいは、ユーモアも現れます。つまり、そういうものが知的能力です。

使い古された言葉ですが、良い研究者であれば、自然に良い教育者だ、と僕は考えています。学びたい人間にとって、力のある研究者が身近にいることが重要であり、そういった人に接することこそが大学の最終的な、ほとんど唯一の存在理由でしょう。

2005年12月06日 [エッセイ・詩集] by スオミ - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 2088

サイト内関連記事 : 森博嗣


スポンサードリンク


コメント

No comments yet

コメントを追加

* コメントにURLを書くとブロックされます。
 (私が気付いたときは解除されることもありますが。)
* スパムブロックのため、コメントの反映に時間がかかることがあります。




TrackBack


* 現在、当方へのリンクがないTBは受け付けておりません。
* 当方へのTBの一覧のリンクはリダイレクトされています。SEO目的のみのTBはあまり意味をなさないと思いますのでご遠慮ください。




この記事へのトラックバックurl:http://www.lacrime.net/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=1592 (右クリックでショートカットのコピーをご利用ください)