人間の知的能力は、問題に答えることではなく、問題を見つけることである、というのが僕の考えです。(中略)
問題を作る作業には、問題を解くことに比べてはるかに高度な思考能力が要求され、多くのデータ、経験、客観的な判断が必要なのです。しかも、その人間のセンス、あるいは、ユーモアも現れます。つまり、そういうものが知的能力です。
使い古された言葉ですが、良い研究者であれば、自然に良い教育者だ、と僕は考えています。学びたい人間にとって、力のある研究者が身近にいることが重要であり、そういった人に接することこそが大学の最終的な、ほとんど唯一の存在理由でしょう。
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