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『ねにもつタイプ』 岸本佐知子 (筑摩書房)

 
私も子どもの頃同じような経験をしたり同じようなことを考えていたようなのに、彼女が書くとまるでパラレルワールド小説のような不思議なエッセイになる。
本業は翻訳者らしいのだけれど、私が彼女を知ったのは、友人が見せてくれた、本の寸評の切り抜き。そして、初めて読んだのがこの『ねにもつタイプ』なのだけれど、カテゴリをエッセイにするか小説にするかファンタジーにするか本気で迷ったよ!

【うんうん、私も同じだ!と思った話】
・妖精さんがいたずらをする。(私の場合はこびとさん)
・「ホッホグルグル」や「プリティ・ウーマン」が頭をぐるぐる。(私の場合はもっとバラエティ豊かだ)
・目玉遊び。(私は泡粒の他に筒状のビーズみたいなのもあるよ!)
・アイスクリームとバンドエイドの作法。(うちの風呂場には今も外れたバンドエイドが置き忘れられてる)
・何か犯罪が起きた時に備えて道路脇の車のナンバーを覚えておく。(ただ、私はすぐに忘れてしまう)
・見ているうちにひらがながぐにゃぐにゃになる。(やかん、やかん…やかんって何だ?とか。しかも薬罐に脳内変換するのは難しい。)

【感動した話】
・「ちょんまげ」は恥辱プレイだったのではないか。
・たいていのスポーツは元をただせば単なる冗談だったに違いない。
・『魚貝の図鑑』はとにかく味が第一。
・ゴンズイ玉

2007年09月15日 23:12 [エッセイ・詩集] - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1935

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