
JR東日本によると、横浜、川崎、大宮、浦和など、日本信号製を導入する189駅の自動改札機が、始発時に電源を入れても起動しなかった。山手線など、都内各駅の自動改札機は、オムロンか東芝製で、トラブルはなかった。
JRは、スイカやパスモの利用者が降車駅で改札から出られなくなるなどの恐れがあるとして、午前6時ごろから、首都圏約500の全駅の自動改札機を開放。定期券利用者が大半の時間帯でもあり、目立った混乱はなかった模様だ。
今回トラブルが起きたとみられる日本信号製の自動改札機。東京都千代田区にある同社の本社では12日午前9時半すぎ、柏倉光行常務が会見を開き、「自社製の改札機だけがトラブルを起こしているので、責任の所在は私どもにあると考えている」と陳謝した。
同社によると、今年3月にスイカとパスモの相互利用が始まって導入された自動改札機でトラブルが起きた。毎日、始発電車が出る前にホストコンピューターと各自動改札機がデータを交信し、一致すれば電源が入る仕組みになっている。しかし、データが何らかの原因で一致せず、電源が落ちたという。プログラムの変更などはしておらず、不具合の原因は不明としている。
JRを除く首都圏の主な私鉄・地下鉄が加盟するPASMO協議会によると、パスモを導入している23社で現在、計7675台の自動改札機が使われている。そのうち日本信号製は3050台と約4割を占め、全3社のうちシェアはトップという。
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