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『ガリレオの苦悩』 東野圭吾 (文藝春秋)

 
ガリレオの短編集。
最初の2作はテレビで見たヤツだった。それなのに、テレビよりもじーんと感動してしまったり。というよりも、顔をぐしゃぐしゃにして泣いてしまった。
あとの3作は初めてで、それぞれ雰囲気が違っていて面白い。


■「落下る」(おちる)
女性がマンションから落下。冷蔵庫にはワインとオードブル、床には鍋と掃除機…?
湯川の「無駄な実験などない」という言葉に、薫は一人、現場で実験に取り組むが…。


■「操作る」(あやつる)
車椅子の教授。テレビとは微妙に設定が異なっていたけれど、シンプルかつ感動3割増し。


■「密室る」(とじる)
脱サラしてペンションをやっている友人の所に遊びに(?)来た湯川。そこには謎の密室が…?


■「指標す」(しめす)
ダウジングする少女。
湯川の薫に対する言葉。「君はまだ科学というものがわかっていないな。自分の良心が何を目指すのかを示す道具があるのなら、それは幸せなことだ」


■「攪乱す」(みだす)
予告殺人を繰り返す「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届いた。一見事故にしか見えないやり方で人を殺す「悪魔の手」の正体は…?

2009年03月09日 23:33 [ミステリ] - No Trackbacks このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 1380

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